さて、、、
課題は、コロの材質、大きさ、使用する場所ということですが。
現在、カツラ材、太さ25mm、長さ30cmの丸棒を、スピーカースタンドと御影石ボードの間に使用しています。
他にも手法は考えられます。
あ、先日太さが20mmと書いてしまってました。訂正します。m(_ _;)m
材質。
カツラ材ってどうなんでしょうか。
多分、もっと硬性が高い材質の方が、いいような気がする。
インシュレーターに使う材質の固有振動も、音質に影響します。固有振動が少ないもの、もしくは固有振動があっても再生音を汚さないものが望ましい。
多分、、、木なら黒檀とかのほうがいいような。
金属棒という手もありそうな。
探してみたら、金属の棒を使ってるメーカーがあった。VK2000(ALTES)
大きさ。
今は30cmの線で、ボードとスタンドに接している。
本当は、点接触に近い方が望ましいのでは、と考えます。だったら長さは短い方がいい。
あんまり短いと、現在のような前後2カ所で使って支えるというのは出来ない。3カ所で支えることになり、それも、コロの向きが平行にならない配置で、というほうがいいのではないか、、。
出来るだけ点接触に近い方がいいということで、いっそ球にするというのもあり、なのか。
球はコロよりもさらに転がりやすいので、どうやって支えるかが問題だけど、案外そこは簡単にクリア出来る。
これでいい。
あとは留め具を工夫するだけ。ま、なんとかなるでしょう。
誰か作って。
と思ったら、転がるインシュレーターを作ってるメーカーがあった。DARUMA-3II(final)
こんなんでもいいかも。マキビシって感じ。しかし、こういうの、ないってことは問題があるのかね。どこかで作ってるかな、、。
使用する場所。
振動板 エンクロージャー |
(1) |
スピーカースタンド(MST-40H) |
(2) |
御影石ボード |
(3) |
MDF板(厚さ5mm) |
フローリング床 |
単純に考えて、1〜3の3カ所のいずれか。、、か、もしくは複数箇所。
使いすぎたらどうなるのか、ちょっと考えますが、、、どうなるんだろうね、、。
まず、大きさを変えてみることに。
3点支持にしてみました。同じ太さの棒がなくて、22mmの太さですが、長さは7cmです。
斜めに並べて、これだと前後に転がらないので安全。
ちょい聴き、引き締まってハードになりました。
床への振動は、コロ2本の時同様、少ない様子。
しかし、なんか、、、きつい。これは、コロの材質の癖が出てるんでしょうかね、、。
それとも、やっぱり前後に転がるのが大事なんでしょうか。
4点支持にして、転がすことが出来るようにコロの向きを平行にしてみる。
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傾向、変わらず。
どうもやはり、転がればいいというもんではないらしい。
低音はともかく、中高音が耳障りというのは、カツラの木の癖が出てるんでしょうかね、、。
30cmのコロだと、若干音が柔らかくなってるのかな、という感じがありました。しかし、何だか分からなくなってきた、、。
ともあれ、短いカツラ柱はあんまり良くありません。
ちょっと、もとのJ1プロジェクトのに戻してみました。
、、、いいね。
、、、中高域がクリアだ、、。
でも、、、低域は響くね。。。
さらに、長さ30cm直径25mmのコロ2本に戻してみる。
、、、これもいいね、、。
でも、最初に思ったほど、J1のと差は大きくないね、、。
コロが短いと良くないのは、短い接触線にエネルギーが集中する分、コロの素材自体の癖が強く出る傾向になるのか?
狭いエリアで多くのエネルギーを処理することになりますから。
インシュレーターになる物それ自体の物理的インピーダンスが問題になるのかも。
単純に考えると、小さいとインピーダンスは大きくなる。それだけ振動の影響を受け易くなるということかもしれない。球状のインシュレーターとかマキビシ型はどうだろうとか考えてたけど、素材を何にするか問題かも。固有振動が極めて少ない素材を使う必要があるかも知れない。
ちょっと置き方を変えてみた。転がらないようにT字に置いてみた。
心持ちハードな感じがするような、、。でも微妙。変わらない。結局、もとに戻しました。
とりあえず、低域をなんとかするには長めのコロがよくて、高域はJ1の方がいい、のかな。
いや、ちょっと微妙だな。
なんというか、コロのほうが全体的にやや自然な感触がします。
もしかして御影石の癖がJ1だと残るのか?
それがちょい聴きクリアな高域として聴こえるのかもしれない。
逆にコロの癖は目立たない状態なのかも。なんか、木の柔らかな感触がわずかに被って自然な音色に聴こえている可能性あり。
J1の材質で、コロがあれば比較出来るんだけどな、、。
そんなの、ないな。
とりあえず次は黒檀でやってみるか、、。