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2006

02.05. iTunes & AirMacExpress

現状の我が家のPCオーディオの状況についてまとめておく。
大したもんじゃなくて、基本的にAACファイルで聴いてるので音質的にはどうなのかっていうのはあるんだけど、それでもけっこう聴けるんだよね。

まず、PowerbookG4を無線でAirMacExpressに繋いでいる。

AirMacExpressから光ケーブルでOdeon-Liteへ、iTunes由来のオーディオデジタル信号を出力。
写真の白いケーブルがそれ。
アップル純正でベルデンと提携。純正だから音がいいということがあるかどうかは知らない。

さらにもう1つの系統、AirMacExpressからイーサネットケーブルでルーターに繋いでいる。
写真の青いケーブル。
そこからモデム、ネットに接続している。

図にした方が早いか、、。
正直、かなり快適。Powerbookはどこにでも移動できます。AirMacExpress、大活躍中。

今までにNo! CCCD Diaryのほうでちょっと書いている。

05.08.09.は、ITmediaの「オンキヨー、24bit/96kHzの高音質音楽配信を開始」という記事に関連して。
引用してみる。

自分はAACファイルをiTuneからAirMac Expressに飛ばしてコンポのDAコンバーターに送ってるんですが、まぁ、そこそこの音がします。 低価格帯のミニコンポクラスで再生するなら不満なく再生できるかも知れない。 しかし、うちでピュアオーディオとして聴くにはキツい。不可逆圧縮だから仕方ない。 Lossless、AIFFも試してみたけど、なんでかCDプレーヤーからの方が幾分いい音がしました。 光と同軸の違いとかジッターとか、劣化要因があるのかも。 それで、AACでいいやって割り切っちゃった。 BGMとしてなら問題ない音質かな、と。

AACファイルについて「低価格帯のミニコンポクラスで再生するなら不満なく」とか書いてますが、そのクラスだとAACとCDの区別がつかないだろう、という意味合いです。
情報量の違いを表現出来ないと思う。昔、ミニコンポを使っていた経験からの予想です。
予想だけで、実際そういうコンポで聴いたわけじゃないですけど。

うちでは、たいていのソースなら、聴き流してる分には気持ちよく聴くことが出来ます。知らなければCDじゃないことに気付かないと思う。
BGMとしてなら問題ない音質というのはそういうことです。
基本的に、BGMだから低音質でいいとは、僕は考えません。
いい音をBGMにするから気持ちいいんじゃないかと。低音質でうるさい音は、BGMにしたくないです。

ピュアオーディオとして聴くにはキツいというのは、BGMじゃなく、作品と対峙して演奏の細やかな表情を求めるような聴き方をした場合、情報量が少ないという意味合いです。
特にCDで聴き慣れてる場合には、音が削られていることが分かっちゃうから。

一部にはBGMとして鳴らしただけでも「CDのほうがいいね、かなり変わるんだね」と分かるソースがあります。
うちのコンポで聴くCDの情報量に慣れてしまうと、比較してしまったら不満が出ます。
ボーカルの表情とか、かなり違いますから。
しかし、それもCDでちゃんと聴いたことがない人だったら、不満なく聴いてしまうレベルかと思われます。知ってる人は気になるだろう、という感じ。
言い方変えたら、低価格帯のミニコンポでCDを聴いていた人が、うちのコンポでAACを聴いた場合、不満は全くないかも知れない、ということ。逆に音がいいと思う可能性もあります。

Lossless、AIFFよりもCDプレーヤーからの方が音がいいというのは、かなり僅差です。
ブラインドでは区別がつきません。

05.10.30.は、デジタルARENAの「2000万円の超高級オーディオにiPodが挑戦」という記事に関連して。

ディスクよりファイルのほうがオーディオ的に有利な点があることは以前から指摘されています。 (中略) うちでPowerbookからiTunesでロスレス形式ファイルを使ってAirMac経由でDACに送った時には、そんなに音がいいという感じはしなかったけどなぁ。ただ、ちょっとブラインドで聴いただけではCDと区別は着かないレベルだと思いました。 より高音質なファイルだと違うのかな。

ブラインドで聴いただけではCDと区別は着かないレベルというのは、前述の「光と同軸の違いとかジッターとか」というような話。
光と同軸じゃかなり違うだろうという意見もあるでしょうが、ブラインドでは案外、区別は難しいと思います。
あと、ソースによっても違いの出方は違うしね。

記事中、オンキョーから配信されてるHD24/96のファイル、どんな再生環境でもいい音がするという話です。
ふつう、高音質なソースには良質なコンポが必要な筈なんですけどね。
ホントかよ、って思ってたんですが、ニールヤングの新作に付属してるDVDに、この形式のファイルが入ってるんですね。
PowerbookG4で再生したら、確かにCD再生より音がいいみたいなんですね。G4の内蔵スピーカー、しょぼいのに、なぜか良く聴こえる。
なぜいいのか分からん。
デジタル出力してOdeon-Liteに入れることが出来たら、本来のクォリティをCDと比較出来るんだけど、現在は出来ない。

今後、オーディオのソースがディスクからファイルへの移行していく可能性は、とても高いと思う。
DRMの問題とか再生手段が限られるとか難しいことは取りあえず置いといて、楽しみな部分はけっこうあります。


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