No! CCCD Diary

 2006.10. 
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PSE法の改正を求めます
音楽関係者が中心の活動です。

pse(音楽リスナーとPCユーザのための著作権パブコメ準備号)
電気用品安全法 (PSE法) の問題について

共謀罪(google news)

06.10.30.

公取委「音楽用CD等の流通に関する懇談会(第3回)の議事録等の公表について」(zfyl)

取り急ぎメモでリンク。
zfylより。
9月27日に開催された、音楽用CD等の流通に関する懇談会(第3回)の議事録と資料がpdfで公開されているとのこと。
ここからのリンクです。
報道発表資料・平成18年(公正取引委員会)

議事録ではレコード協会の主張や、アマゾンのローレン氏やHMVのデゼルスキー氏、法政大の岸井教授、東大の中山教授の意見が読める。非常に面白そうだけど時間ないのでこれから斜め読みしよう。。。
ちょっとこの資料pdfは大きいけど、面白い内容ですね。店頭での値引き状況とか、写真が配布された模様。amazonでの内外価格差とかも出てくる。

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06.10.26.

22日の話に続いて、ジブリの件。
ジブリの鈴木プロデューサーからコメントが出ています。
「テルーの唄」の歌詞の表記の問題について(スタジオジブリ)

とりあえず、盗作とまでは言えないということでもあるので、宮崎吾朗監督による「作詞」というのは変えずに対応していくようです。

編詩って言葉は、一発変換出来ないんですね。
編曲なら一発。
改作も一発ですね。
編詩って、あんまり聞いたことがない言葉だと思う。gooの辞書にも、exciteの国語辞書にも載ってないね。
新しい言葉なんだろうか。

岡崎京子のPinkで、小説を切り貼りして投稿したら芥川賞(だっけ)を取っちゃったというエピソードがあって、当時はなんちゅう権威を恐れないというか、人を食った発想だろうと思ったもんだけど、なんか、実際問題、ありなのかもしれないね。

今回、宮崎吾朗監督の詩が芥川賞並みのレベルとは言わないが、テルーの歌自体はある程度の評価を得ているようだし。
谷山浩子の作曲力と手嶌葵の歌唱力だけの力とは言えんだろう。
テルーの歌の作詞は、萩原朔太郎の「こころ」の一部をサンプリングしたようなものだろう。
実際「心をたとえる」という発想と「さびしさ」のイメージぐらいしか共通項はないと思う。受けるイメージもかなり違うし。

これで、作詞と言えない、というのは、厳しいのでは。
編詩だ、ということであっても、このレベルだったら、著作権を認めるべきだと思いますね。
つまり、盗作じゃないレベル、ということで。
だったら「作詞」でいいや。
誤解や反感を受けないように配慮するという意味合いで、CDに何らかの表記をしたりするかしないかとか考えるのは、別の問題だと思います。

じゃあ、盗作とそうでないものと、どこで線を引くのか、、。
難しいよねぇ、、。
案外、心証を悪くするかどうかってギリギリ境界線のとこでは問題なのかなぁ。
盗作と言えない作品でも、嫌われたら「盗作扱い」されて攻撃されることもありますし。

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06.10.22.

なんかぐったり。とりとめなし。

輸出禁止

Squarepusherの新作聴いてるんですが、今回は日本盤買ったんですが、帯に「輸出禁止商品 Not for sale outside of Japan」って書いてあるよ。
そゆのは以前からよくあることだけど。

グローバル経済がどうとか、ブロック化がどうとか言ってるが、こんなとこブロック化することないだろうにね。
プリオンだいじょぶかと思うような米国肉とか遺伝子加工大豆とか農薬まみれの中国野菜とかあるから、ブロック化した方がいいんじゃないかと思うものもあるけど、音楽をブロック化する意味って、あるんだろうかね。
ボーナストラックが着いてるとか言ったって、高いし。
何でこんなことしてるのか。
どんなメリットがあるのか分かりません。

24日、追記。
中国野菜の問題は、農薬というよりも土壌汚染や水質汚染も重要なのでしたっけ。
安心して食べられるものが減ってるのは辛いことですね、、。
こんな話もあるし、きつい昨今です。

六ヶ所再処理工場 7・8月の放射能海洋放出(owner's log)

休眠著作物にも税金を(benli)

これは、なかなかいい考えだと思いました。

盗作

槇原敬之:「999」盗作騒動槇原敬之:反撃「提訴も協議中」 銀河鉄道盗作問題(MSN毎日インタラクティブ)

大変。つうか、槙原側、言い分がいろいろでわけ分かんないね。
松本氏のほうは盗作というが、そんな作品の一部分にオリジナリティを認めろと求めてもねー。
問題になってるフレーズだが、
「時間は夢を裏切らない 夢も時間を裏切ってはならない」
それだけで出してきたら全く意味不明なフレーズ。
それだけ出したら意味不明なフレーズについて、私のスローガンだからと言って、著作権なり使用許可とか、そういう主張が認められるようじゃまずいと思うんですけどね。

松本氏が「今のところ訴えるつもりはない」というのも、法的には勝てないと思ってるからだと思うがどうだろ。
盗作という言葉もいいかげんだ。
著作権侵害とかそういうんじゃないんだね。
なんか、音楽業界が違法コピーという言葉を振り回して、印象操作をしてるのと似たような感じを受ける。
結局、心情に多くを因ってる主張なわけで、難しいもんだなぁと思う。
実は著作権とは関係ない話なのでは、と思う。

ゲド戦記:挿入歌の歌詞が朔太郎の詩と酷似(MSN毎日インタラクティブ)

映画ゲド戦記自体はどうでもいいけど、監督の宮崎氏が作詞したとされるこの歌。
萩原朔太郎の詩をモチーフにしたというのはあちこちで宮崎氏自ら言っていて、類似点があると指摘も何も、当たり前のことだと思ってたんですが、何なんだろう今更。映画の公開終了が近いからこういう意見を表に出せるようになったのかね。
しかし、これから何年もたった頃に、テルーの歌と朔太郎について知らない人が、へー宮崎って人はいい詩を書くんだねぇ、などと勘違いするのがイヤだというのは、あるかもしれないな。

作詞とすべきか編詞とすべきか、どうなんでしょうね。
著作権料の問題があるかもしれないがよく分からない。
もし宮崎氏が原詩のことを言わなかったら、逆に「似てるよね」で済んじゃったかもしれない。どうだろう。
その場合、やはり騒動になるんでしょうかね。

この記事、「著作権問題に詳しい日本文芸家協会副理事長、三田誠広さんの話」とかいって。
「モラルの問題として、朔太郎への感謝の言葉を入れるべきだ。」「先行する芸術への尊敬の気持ちが欠けている。」
ちょっと言い過ぎじゃないのか。
シングルCDに萩原朔太郎について記載がないというけど、別にいいんじゃないのか。
著作権は切れてパブリックドメインになっているわけで。過去の作品全て関係あるものに尊敬を表明しなくちゃならないとなれば、ほとんど全ての音楽CDのブックレットがスペシャルサンクスで埋め尽くされることになるのでは。

まぁ、単純に「CDに表示がないのは意図してのことと言われてもおかしくない、マズいのでは」ってだけのことを敬意だなんだと抽象的でうざったい話に持っていくのは、逆にそっちの方も意図があるんだろうかとか思いますわね。

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06.10.05.

メモ

余裕ないのでリンク張る。

アンケートの結果をどう読むか(Copy & Copyright Diary)

自分はほとんど何もしてないので申し訳ない気持ちもありつつ。

貸与権管理センターの使用料規程が運用へ(リンク)(エンドユーザーの見た著作権)

まともに運用できていないという話を以前読んだことがある気がするけど、動くようになったのか。

大物アーティストに支払われない印税(雑貨屋の広報掲示室)

アメリカでの話。でも日本でもありそうですね。つうか、つい先日あったばかりか。

「立ち読みは万引きと同じ!」(音楽評論家、湯川れい子)(Letter from Yochomachi)

湯川氏はかなり言いたい放題な人だとは思ってました。
そんなことより、ちょこっと引用します。

蛇足:著作権も相続税の対象となる。直近の三年間の印税収入の50%を基準金額として、将来に渡って印税収入があると仮定し評価倍率をかけて複利計算で現在価値を推定し課税される。死ぬ前に(瞬間的には売れるが将来は売れそうにないような)大ベストセラーなんか書けば大変なことになる(渡辺淳一先生、お気の毒)。著作権を70年間に延長することで、一番喜ぶのは国税庁じゃないかな。

あ、そういう側面もありか、って思った。

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