今更ですが、CCCDがゴミなのは音楽ファンの常識。
今更あれこれ言うこともないと思ってたけど、やっぱり言う必要があるらしい。
日本人が、知らないこと。
MediaMax方式、XCP方式を使用したCCCDがアメリカで販売されていました。
これらに大問題が見つかった。
パソコンで聴こうと思ってCDドライブに挿入。
このとき、デフォルトのオートランが起動したら、御愁傷様です。
OSに変なものを書き込まれ、ユーザーが知らないうちにSONYに情報が送られる。
そのせいでパソコンにはあり得ないセキュリティーホール。
悪質なウィルスが入り込んでも検出不能。
「SONY BMG」と「rootkit」で検索したら、何が起きてるか分かる筈。
どうすりゃいいの、、。
メーカー提供のアンインストーラはさらに脆弱性を拡大する。
プレーヤーのインストールを拒否しても、スパイソフトはしっかり組み込まれる。
CD-Rドライブが認識されなくなる(汗。
OSの再インストールが必要です。。。
しかもこのスパイソフト、他人のソフトのコードを黙って使っていた。
自分の著作権のために、他人の著作権を侵害してる。
つうか、著作権のためにユーザーのパソコンぶっ壊してもいいのかよ。
まともじゃない。
現在、MediaMaxとXCPは世界中でウィルス扱いされています。
危険なウィルスを配布した咎でSONY BMGは提訴され、損害賠償の訴えを起こされています。
その金額累計たるや、単純計算で数10〜数100兆円。
SONY、倒産ですか?
XCP方式のディスクは、回収、交換されることになりました。
近いうちにMediaMax方式のディスクもそうなると思います。
ソニーBMG 音楽CD スパイウェア混入事件:リンク集
ここでネット上の情報が網羅されています。
行きすぎた著作権保護:“スパイ的コピープロテクト”の波紋
こちらはITmediaの関連記事リンク集。
MediaMax方式、XCP方式を使用したCCCDは、日本にも輸入されています。
さて一方、日本では、05年初秋からセキュアCDなる変なものが売られてる。
CCCDなのに表示はしない。
規格外で再生保証なし、聴けなくても補償なし。
MediaMaxやXCPと同様、パソコンに何かを組み込んでるようだけど、詳細不明、、。
東芝EMI、大丈夫か?
著作権がらみで音楽は大変。
アップル社のiTMS-Jも始まりましたが、まだまだこれから。
SMEとか、音源を出し惜しみ。
売る気がないのか。
それに著作権の縛りはネット上に音楽の国境を生んでしまいました。
将来、ネット配信が音楽配信の主流になり、CDが廃れていった時、、、
日本でリリースされない音楽を、僕らは聴けなくなるかもしれない。
音楽の輸入という概念がなくなるかもしれない。
音楽は国境を越えるなんてコトバは、夢になってしまうのでしょうか。
日本の音楽著作権管理に関してはいろいろな問題が指摘されています。
音楽文化の発展には音楽を演りやすい環境が必要です。
JASRACは、来年に向けて使用料に関して見直しを行っていこうとしています。
良い方に進む兆しであればいいのですが、、。
このサイトは、 CCCD(セキュアCD含)の
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コピーコントロールディスクについて詳しいことを知りたい人はこちら。
このサイトのCCCD解説、CCCD Explanation
しかし残念ながら、セキュアCD、XCP、MediaMaxについては詳しくありません。
内容が多すぎて読みにくいということでしたら
No!CCCD主文、4thバージョン。
所謂CCCDについての簡単な解説です。
その他、過去のバージョン。
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平成16年、CCCDについての議院質問に対して政府が答弁書を出しています。
国民生活センターに寄せられた苦情、相談は
「平成十四年三月から本年六月までの間におけるCCCDに関する相談の件数は二十九件」
なのだそうです。
「その件数が二十九件にとどまっていることなどから、
直ちに何らかの対応が必要であるとは考えていない」
とのこと。
再生できないなどトラブルの情報は国民生活センター、または各地の消費生活センターへ。
相談窓口の説明はこちら。メールだけでは相談はできません。説明をよくお読みください。
音楽の著作権についての個人的な考えはこちら。
コピーについて思うこと(3)
コピーについて思うこと(2)
音楽業界を眺めながら思ったことはこちら。
コピーについて思うこと(1)
CCCD Link
コピーコントロール、音楽業界、及び音楽著作権についてのリンク集。
(最近更新できていません)
読んで下さった方に、ありがとうございました。
2005.12.23.
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